住宅ローンの独り言

事前審査のチェックポイントとは?

「事前審査」の主なチェックポイントは2つです。

1、あなたの勤続年数・会社の規模、業種・年収等も考慮して「借入額」に対して「返済比率」がどれくらいか?

2、あなたの「個人信用情報」を調べて、他に借り入れや延滞、ブラック情報の有無を確認する

しかし、この2つのチェックしかない銀行の「事前審査」を簡易的な審査だと思ったらいけません。この「事前審査」の精度はものすごく高い水準で行われており「事前審査の承認」が下りれば、本審査も承認が出ると思っていただいて結構だと思います。ちなみに「返済比率」というのは住宅ローンの月々の支払いがあなたの年収に対して占める割合の事を言います。

 

・あなたの勤続年数・会社の規模、業種・年収等も考慮して「借入額」に対して「返済比率」がどれくらいか?

あなたの年収と会社の規模・職種を調べてから借入金額に対しての返済比率を計算します。もちろんこの段階で「年収が多い方」であればここはアッサリ通過できます。但しリスクの高い業種であったりすると、年収を70%~80%とみなして計算される場合もあるので、年収通りに見てもらえれば返済比率で問題なかったとしても、借入れすることができない場合もあります。尚、勤続年数が1年未満であれば、大手都市銀行では審査の土台に乗せてもらうこともできません。

(三菱UFJでは勤続年数に対してはかなりシビアに見てきます)

・あなたの個人信用情報を調べて、他に借り入れや延滞、ブラック情報の有無を確認する

個人信用情報のチェックとは「CIC」などの個人信用情報を登録している会社から、あなたが今現在借りているローン・カードの履歴・キャッシングの有無・支払いの延滞履歴をチェックする事で、あなたが借りたローンの返済状況等の履歴から新たな借り入れの返済ができるかの信用力を確認しております。ちなみに個人信用情報でブラックリスト入りとなってしまっている場合は、返済比率に問題がなく、残念ながら借り入れをすることはできません。余談ですが「個人信用情報」はすぐに確認できるため1日で審査結果が非承認になってしまった場合は、個人信用に問題がある可能性がかなり高いです。

もし、審査の前に不安な事項がある時は先に一度「CIC」で個人信用情報を見ることができますのでご確認することをオススメします。(他にも全銀協、JICC等)

あと借り入れがあるのに無いと嘘をつく事は絶対にダメです。申込書の内容に虚偽があった場合は一発で落ちますので・・・・この銀行での「事前審査」が通れば95%以上の方は本審査が通るので、非常に精度の高い審査方法になります。

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