ダイニング・キッチン周辺改修工事
既存間取り図と提案(工事後)間取り図
建物1階部分の全面リフォーム工事をさせていただきました。工事前の段階で、添付の間取り図を作成させていただいて、これをベースに細かく打ち合わせしながら各部屋のレイアウトを決めて工事に入ります。
Before
以前の間取りは、割とオーソドックスな部屋の取り方で構成されていました。
After
リフォームにあたり、まずは畳の部屋を全て無くした上で、水回りも全て入れ替えます。特にキッチン部分はレイアウト自体を大きく変えて配置します。ちなみに今回の工事では「玄関から廊下の部分」と「階段から上の部分」は、触らない方向で工事を進めます。
Before
この部分は、広めのダイニングとキッチン空間になっていました。キッチンの後ろ側は、壁を隔てて和室がありました。
After
右側に既存の階段があるので、この画像でもリフォーム後の位置関係はわかると思います。まずはキッチンをオープンタイプにし、旧和室との間の壁を一部柱を残しつつも撤去して、広くくつろげる空間を作りました。
Before
勝手口の向かって撮影したアングルからです。勝手口の横には「大きめのL型キッチン」が設置されていました。
After
既存勝手口と元キッチン部分の窓はそのままなので、レイアウト変更後の雰囲気は画像でわかると思います。オープンキッチンにして背面にはカップボードの下部のみを施工しました。
Before
以前は、ダイニングからの動線で「浴室と洗濯機置き場、その奥にトイレ」また、別の出入り口から「洗面所」と二ヶ所に分かれて利用されていました。
After
リフォーム後は、新たなキッチンの後ろ側から「浴室と洗面所」へ、アクセスできるようにしました。
完成内観
広く、明るいキッチンまわりに変化しました。
Before
キッチン後ろの和室部分です。正面の壁部分を、撤去できない柱を一部残して全て撤去しました。
After
どうしても抜かない方が良い柱を残し、大部分の壁を撤去しました。また、使い勝手を考慮して開け閉め出来る「3枚引き戸」を入れて計画にしました。
Before
以前の和室には壁面に3つの収納がありました。今回の計画でも収納空間として残す方向で考えます。
After
収納自体の高さを出来るだけ高く、収納場所の建具色もホワイト系で綺麗にまとめて、全体的に清潔感のある印象へと変化させました。
Before
収納スペースの反対面の壁には、腰高の窓がありました。
After
室内の明るさを考慮して既存の窓は残しました。その際に「窓枠だけ」を新しい材料にて交換致しました。
Before
和室に入って正面には、引違の大きめな窓がありました。
After
ここでも既存の窓はそのまま活かして、窓枠だけを新しいものへ交換しました。合わせて新しいエアコンも出来るだけ配管や配線が見えないように工夫して、お部屋の中央寄りに設置しました。
完成内観
以前の和室の面影は一切なく、洋のスッキリとした空間へと生まれ変わりました。