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住宅ローン系のネタ

住宅ローン審査時に使用する銀行の3つの代表的な審査方法③

審査方法3:アナログ方式(最終手段)

もし①、②の方式で「審査NG」だった場合は最後の砦である「アナログ方式」で勝負することになります。

「アナログ方式」とは簡単にいうと銀行の担当営業が本部に審査を上げる時に、あなたの属性面での良いところ(勤続年数、預貯金残高、保有資産等)や返済できる理由を作文形式で打診する方法になります。

とは言え、これはかなりマニアックな方法ですが・・・

でも、この方法で住宅ローンの審査にパスして住宅を購入できる人も一定数はいます。

例えば車のローンや何らかの借入などを抱えていたり、借りたい金額が今の年収では返済比率が○○%を超えてしまうけど、来年年収が上がれば返済比率が○○%以下に収まる場合などのさまざまな金銭的事情を抱えている方でも住宅ローンが通ってしまう事が有ります。

まず「都市銀行」ではありえませんけど(汗)

実際、返済比率が審査の基準を越えていても、来年年収が上がるなどの理由からローンを通してもらった事はあります。

主にこの方式を使っているのは「信用金庫系」と言われる銀行や「フラット35」とかになります。

特に「フラット35」で申し込みをすると、銀行の担当者から「購入動機」や「勤続状況」などをよく聞かれます。

これは「購入の背景・動機等」や「本人の属性情報等」をしっかりと作文を作ることで、審査をする「住宅支援機構の方」に分かりやすく伝えるためなんです。

ただ、この方法は本当に「銀行の担当者」と「当社の担当者」との連携に掛かっているといっても過言ではありません。

また、この審査方法のデメリットとしては、審査に2週間以上は時間がかかるという事です。

だから購入を検討している物件が良い物件だったりするとローンの結果が早く出ない為、物件が他の人に先を越されれて購入できない可能性が出てきます。

しかし、この「最終奥義」で審査にパスする事が出来ないと住宅ローンを組むことはできないと言う事になります。

本日はここまで